【アタック014】フェンド/ストレートアームの精度を高める的当てドリル

アタック

【最初に読む】

フェンド(ストレートアーム)は闇雲に腕を出すのではなく、相手の胸の中心ではなく肩の外側の弱い部分を正確に突くことで、最大限のスペースと分離を生み出す技術。ボールキャリアが接触を制する力を高めたいチームに向く。

練習内容

目安:2人〜 / 10分 / 5m×5m程度 / 用具:ボール

セットアップ

アタッカー役とディフェンダー役をペアで対面させる。ディフェンダーは軽く前進するのみで、フェンドを崩そうとはしない。ボールは両手で持ち、外側の手に持ち替える動作から開始する。

進め方

  1. ボールを両手で持ち、ディフェンダーに正対する
  2. アウトサイドへステップしながらボールを外側の手に持ち替える
  3. ディフェンダーの肩の弱い部分(胸の中心ではなく肩の外側)を狙ってフェンドを打つ
  4. 接触した瞬間に腕を伸ばし切り、最大限のフレーム(距離)を作る
  5. 左右両方の手・方向で反復し、精度を磨く
  6. 接触音がしっかり鳴るまで、当たりの強さと正確さを確認する

キーファクター

  • 肩の弱い部分(胸の中心ではなく)を正確に突いているか
  • フェンドの瞬間に腕を伸ばしきり最大フレームを作れているか
  • ボールを外側の手にしっかり保持できているか
  • ディフェンダーの胴体が回転するような効果的な当たりになっているか

よくある失敗と修正

  • 胸の中心(強い部分)に当ててしまう→肩の外側の弱点を狙うよう声かけ
  • 当てた後に押し込もうとする→まず突き放して距離を作ることを優先させる
  • 腕が縮こまり距離が作れない→肘を伸ばし切ってフレームを最大化させる

声かけ例

  • 肩の弱いところを狙え
  • 腕を伸ばし切れ
  • 音がするくらい強く当てろ
  • 距離を作ってから逃げろ

バリエーション

  • ディフェンダーが軽く抵抗を加えるレベルに引き上げる
  • スピードを上げてゲームに近い状況で反復する
  • 左右両方の腕・方向で行い利き腕への偏りをなくす

安全上の注意

  • 最初は低強度・低速で行い、正確なターゲットを確認してから強度を上げる
  • 首や顔面への接触にならないよう肩より下を狙わせる
  • ディフェンダー役の姿勢と安全な受け方(両手両足の準備)を事前に確認する

コーチのアドバイス

フェンドは反復練習によって精度を高められる技術。試合のプレッシャー下でも実行できるよう、日頃から正確なターゲット(肩の外側)を意識させる反復ドリルを取り入れたい。

出典

この記事は次の動画を参考に、当サイトが指導者向けに再構成したものです。
チャンネル:Tackle University
https://www.youtube.com/watch?v=7EY1Pw4F4EA

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