【アタック024】自陣22mからのエグジット判断を鍛えるゲーム形式ドリル

アタック

【最初に読む】

自陣22m付近からのエグジットプレーを、単なる無抵抗のチームランではなく、得点制のゲーム形式で行うことで、選手自身にリスクとリワードを考えさせながら意思決定力を養う練習。自陣からの脱出局面で判断の質を高めたいチームに向く。

練習内容

目安:16人〜 / 10分 / 自陣22mを含むフルフィールドの一部(自陣から相手10mライン付近まで) / 用具:ボール、マーカー(エリア区分用)

セットアップ

フィールドを自陣22m〜相手10mラインで区分。攻撃側・守備側に分かれ、5分間の攻撃+5分間の守備をワンセットとして実施。得点エリアを明確にするためマーカーでライン分けする。

進め方

  1. 攻撃チームが自陣22m内からスタートし、5フェーズ以内にプレーを組み立てる
  2. 守備チームは通常通りディフェンスを行い、ターンオーバーやキックチェイスで対応する
  3. 5フェーズ終了時点でのボールの位置に応じて得点を与える(自陣22〜相手10mは4点、相手10m〜トライラインは6点、トライで10点)
  4. トライ獲得後は再度自陣22mからスタートし、5分間繰り返す
  5. 攻守交代し同様に実施する
  6. キックオフ・キック合戦・セットプレーからの再開も含めて良い

キーファクター

  • 選手が状況に応じてキックか展開かを自分で判断できているか
  • ターンオーバー後の切り替え(ディフェンスへの移行)が早いか
  • キックチェイスやコンテストキックの判断が適切か
  • 5フェーズ以内にどれだけ前進・陣地を取れているか

よくある失敗と修正

  • とりあえずキックしてしまう→「本当に蹴るべき状況か確認してみよう!」
  • 展開ばかりして自陣でリスクを冒す→「ここはリスクとリワードを考えてみよう!」
  • ディフェンス時の切り替えが遅い→「ターンオーバー後すぐに守備に切り替えてみよう!」
  • キックチェイスの意識が低い→「蹴ったら全員で追いかけてみよう!」

声かけ例

  • 今の状況、ゲインかキックか考えてみよう!
  • フェーズ数を意識して陣地を取りにいってみよう!
  • リスクを取るなら根拠を持って判断してみよう!
  • キックしたら全力でチェイスしてみよう!
  • 得点を意識して仲間と声を掛け合ってみよう!

バリエーション

  • フェーズ数を3〜7フェーズに調整して難易度を変える
  • 得点配分を変えてよりリスクを取らせる設計にする
  • キックオフやラインアウトからのスタートに限定して特定局面を強調する
  • 人数を減らして判断のスピードを上げるバリエーションも可能

安全上の注意

  • フルコンタクトのため、タックル技術の確認を事前に行う
  • 広いスペースでの全力疾走が多いため、ウォームアップを十分に行う
  • 疲労が蓄積しやすいので、無理な連続実施は避け適度な休憩を挟む

コーチのアドバイス

コーチは口出しを最小限にし、スコアや結果そのものをフィードバックとして活用することが重要。プレー後に『なぜその判断をしたか』を問いかけ、選手自身に振り返らせる関わり方が効果的。

関連する練習用具(PR)

Amazon.co.jpのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。

出典

この記事は次の動画を参考に、当サイトが指導者向けに再構成したものです。
チャンネル:The Big Breakdown HQ
https://www.youtube.com/watch?v=lGr0gNSHXM4

タイトルとURLをコピーしました