【最初に読む】
この動画はラグビーリーグ(13人制)のアカデミーチームによるレスリング/コンタクトセッションの分析解説です。手順化されたドリルというより、マーカー(タックル後の防御位置)形成における技術的ディテールと、地面でのコンタクト時の体の使い方(ピン&ピール、密着)についての技術解説が中心です。ラグビーユニオンでも密集での体の当て方や粘りの原則として応用可能です。
練習内容
目安:3人〜 / 10分 / タックルエリア程度 / 用具:マーカー不要(人のみ)
セットアップ
3人程度でのタックル・レスリングシチュエーション:ボールキャリアが倒れた状態から、2人のタックラーがマーカー位置(1st/2ndマーカー)に立ち上がっていく流れを反復する。実際のプレー・ザ・ボールの場面を想定した配置。
キーファクター
- 1stマーカーは床に手をつかず、ボールキャリアの肩→腰を押して立ち上がる(ピン&ピール)
- 2人のマーカーは同時に立たず、1人ずつ順番に離れていく(ピール=皮を剥くように)
- 上に乗るタックラーはボールキャリアに肌感覚で密着し、体重を完全に predizzato乗せる
- 頭と腰をボールキャリアに近づけ、スタッド(靴底)は地面につけてすぐ動ける状態を保つ
よくある失敗と修正
- 両マーカーが同時に立ち上がりスクエアが崩れる→『1人ずつ、順番に離れよう!』
- 床に手をついて立つことでボールキャリアの起き上がりを許してしまう→『相手の肩を使って立とう!』
- 上のタックラーが浮いて隙間ができる→『もっと密着して、体重を全部乗せよう!』
声かけ例
- ディテールにこだわってみよう!
- ピンしてからピールしよう!
- 肩から腰へ、しっかり押して立とう!
- 少しでも肌をくっつけよう!
- 頭を良いポジションに保ってみよう!
バリエーション
- 制限時間を設けて起き上がりを競わせる形式に発展させる
- 3人目のタックラーを加えて実際のフェーズプレーに近づける
- レフェリー役を置いて『Move』のコールで反応速度を鍛える
安全上の注意
- 長時間の押さえ込みはプレシーズン限定の負荷であることを理解し、実戦では素早く離れる意識を持たせる
- 頭部同士の接触に注意し、常に安全な角度で密着させる
- 地面での体重のかけ方が過度にならないよう、下の選手の呼吸・首の状態を確認する
コーチのアドバイス
ラグビーリーグ特有のマーカー技術ですが、密集での密着・体重移動・順序立った動きという原則はユニオンのブレイクダウンにも通じます。細部の言語化(ピン&ピール等)をチームの共通言語として持たせると習得が早まります。
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出典
この記事は次の動画を参考に、当サイトが指導者向けに再構成したものです。
チャンネル:Tackle University
https://www.youtube.com/watch?v=nlTfLse70yE

