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【最初に読む】
ラインアウトスローは視覚だけでなく、手の感覚(キネステティック感覚)に頼る部分が大きい。このドリルは目を閉じてスローすることで、ボールの重さ・スピン・リリースの感覚を言語化させ、フォームの再現性を高めることを狙う。中級以上のスローワーに特に有効。
練習内容
目安:2人〜 / 10分 / ラインアウトレーン(通常のスロー距離) / 用具:ボール、ターゲット(コーンや選手の手)
この練習で使う用具:ボール、ターゲット(コーンや選手の手)(PR・Amazonで確認できます)
セットアップ
・通常のラインアウトスロー距離でターゲット(コーンや選手)を設置
・スローワーは普段通りの立ち位置からスタート
・コーチはターゲット付近で結果を観察し、フィードバックを行う
進め方
- まず目を開けた状態で3〜4本、通常通りターゲットを狙ってスローする
- 次に目を閉じた状態で同じフォームでスローする
- 目を閉じたまま、ボールがどこへ飛んだか(左右・高低)を自分の感覚で説明させる
- コーチが実際の結果(高い/低い/左右)をフィードバックし、感覚とのズレを確認する
- 同じ手順を繰り返し、感覚と実際の結果のズレを徐々に縮めていく
キーファクター
- リリース時の指の感覚(スピンのかかり方)を意識できているか
- 目を閉じても普段と同じフォームを保てているか
- 感覚で説明した内容と実際の結果の一致度
- 繰り返す中で自己修正ができているか
よくある失敗と修正
- 目を閉じるとフォームが崩れる→「いつもと同じ動きを信じてみよう!」と声かけ
- 結果を当てずっぽうで答える→「リリースの瞬間の指の感覚を思い出してみよう!」
- 毎回同じ説明しかできない→「高さと左右、両方を意識して言葉にしてみよう!」
声かけ例
- ボールが手から離れる瞬間の感覚を大事にしてみよう!
- スピンがかかったかどうか、指先で感じてみよう!
- 結果を当てる前に、自分の中で予想を立ててみよう!
- 目を開けたときと同じリズムでスローしてみよう!
バリエーション
- 距離を変えて(ショート/ロング)同様に実施する
- ターゲットの高さを変えて感覚の幅を広げる
- ペアで交互に目を閉じて行い、お互いにフィードバックし合う
- スロー後すぐでなく数秒置いてから結果を説明させ、記憶の精度も鍛える
安全上の注意
- 目を閉じてスローする際、周囲に人や物がないか事前に確認する
- ターゲット付近にいる選手は十分な距離を取り、ボールの直撃を避ける
- 無理に強いスローを求めず、フォーム重視で行う
コーチのアドバイス
このドリルは結果の精度よりも、選手が自分の感覚を言語化できるようになることが重要。感覚と実際のズレを本人に気づかせることで、自己修正能力を高める指導に繋がる。
出典
この記事は次の動画を参考に、当サイトが指導者向けに再構成したものです。
チャンネル:Rugby Toolbox
https://www.youtube.com/watch?v=Kt_5_ZdGzKY
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