【最初に読む】
利き手ではないハンドパスに苦手意識があり、ボールを離せずに突っ込んでしまう選手への対応方針を解説。技術指導そのものよりも「短時間・高品質・継続的な反復」という練習設計の考え方が中心で、個人指導や家庭練習を組み立てたいコーチ・保護者に向く内容。
練習内容
目安:1人〜 / 10分 / 庭先や室内でも可能な最小スペース / 用具:ボール
セットアップ
特別なセットアップは不要。ボール1個があれば庭や室内、練習後の空き時間でも実施可能。ペアがいれば対面パス、いなければ壁当てや一人でのボール操作でも構わない。
キーファクター
- 1回の練習は短く区切り、集中力が切れる前に終える
- 毎回のパスの質(フォーム・ボールの離し方)にこだわる
- 週2回以上、最低4週間は継続する
- 苦手な手でのパスを避けずに直面させる機会を作る
よくある失敗と修正
- 苦手な手側でパスせず、無理に突っ込んでタックルを受けてしまう→「まずはパスする練習だけに集中しよう!」と声をかけ、コンタクトを一旦切り離す
- 長時間だらだら練習して質が落ちる→「10分だけ全力でやってみよう!」と時間を区切る
- たまにしか練習しないため定着しない→「週に2回、同じ時間にやってみよう!」と習慣化を促す
声かけ例
- 苦手な手でも思い切って離してみよう!
- 短い時間でいいから集中してやってみよう!
- 毎回同じフォームを意識してみよう!
- 続けることが一番の近道だよ!
バリエーション
- 壁当てパスで一人でも反復できるようにする
- 対面パスからパスの距離やスピードを徐々に上げる
- 週の頻度を2回から3回に増やして負荷を調整する
安全上の注意
- 苦手な手での練習中は無理に強いパスをさせず、まずは正確さを優先する
- 屋内で行う場合は周囲に物や人がないか確認する
- 長時間の反復による集中力低下や疲労に注意し、短時間で区切る
コーチのアドバイス
技術的な矯正よりもまず「短時間・高品質・継続」という練習設計の考え方を保護者や選手に伝えることが大切。焦らず4週間単位で変化を見る視点を持たせると、家庭練習も定着しやすい。
出典
この記事は次の動画を参考に、当サイトが指導者向けに再構成したものです。
チャンネル:The Rugby Trainer Academy | Online Rugby Coaching
https://www.youtube.com/watch?v=a0pQAq4G61s


