【最初に読む】
アタックの原則を1つのゲーム形式ドリルで整理できる内容。幅・深さ・ブレイクダウン両側の活用・3人目ディフェンダーの攻略・継続性という5つの視点を、制約付きゲームを通して選手に体感させる指導設計が学べる。攻撃を複雑にせず、判断力を養いたいチームに向く。
練習内容
目安:12人〜 / 20分 / フルピッチを縦に3レーン(ワイド・ミドル・ワイド)に分割 / 用具:マーカー、ボール
セットアップ
・ピッチを縦に3レーン(外側・ミドル・外側)に区切る
・各チームに2人のプレイメーカーを配置(ブレイクダウン両側に1人ずつ)
・同じゾーンで2回タッチされたら即ターンオーバーというルールを設定
進め方
- ピッチを3レーンに分け、同ゾーンで2回タッチされたらターンオーバーというルールでゲームを開始する
- 選手に幅と深さを意識させ、パスを外側レーンまで運ぶ回数を増やす
- 各ブレイクダウンの両側に2人のプレイメーカーを置き、最初にボールを受ける役割を担わせる
- ディフェンスの動きに応じて、内側を突くか外を回るかの判断をさせる
- 得点システムを工夫し、苦手な攻撃パターン(外回しor内突破)に得点ボーナスを与えて偏りを修正する
- 3人目のディフェンダーを崩すことを意識させ、ラインスピードを乱す動きを引き出す
- 『4フェーズ以内でポジティブな結果を出す』という制約を加え、継続性と落ち着きを養う
キーファクター
- 選手がボール保持時にどれだけの幅と深さを認識できているか
- ブレイクダウン両側にサポートが立てているか(2サイド)
- ディフェンスの動きを見て内か外かを判断できているか
- 3人目のディフェンダーの動きを狙えているか
- フェーズを重ねても焦らず、原則を継続できているか
よくある失敗と修正
- ボールを持った選手が近づきすぎて深さが無くなる→『下がってスペースを作ろう!』
- 毎回同じ側にしか展開しない→『反対サイドも見てみよう!』
- 無理に一発で抜こうとして焦る→『4フェーズかけて崩そう!』
- 3人目のディフェンダーを見ずに突っ込む→『外の選手の動きを見てから判断しよう!』
声かけ例
- スペースを見つけて幅を使ってみよう!
- パスの前に一呼吸おいて深さを作ろう!
- 両サイドのサポートを意識してみよう!
- 3人目のディフェンダーの動きをよく見てみよう!
- 焦らず、フェーズを重ねて崩していこう!
バリエーション
- 得点システムを変えて、外突破と内突破のバランスを調整する
- レーン数やピッチ幅を狭くして難易度を上げる
- フェーズ制限を短くして即時判断を促す
- ディフェンス側にもラインスピードの制約を加える
安全上の注意
- タッチルールを明確にし、実際のタックルを避けて安全に実施する
- スペースが広いため周囲との衝突に注意する
- 疲労が溜まりやすいため適宜休憩を入れる
コーチのアドバイス
5原則を一度に全て教え込もうとせず、シーズンを通して段階的に取り入れることが大切。選手のレベルに応じて優先順位を決め、ゲーム形式の中で気づきを引き出す指導を意識しよう。
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出典
この記事は次の動画を参考に、当サイトが指導者向けに再構成したものです。
チャンネル:The Big Breakdown HQ
https://www.youtube.com/watch?v=VTH877yJKXg

