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タックルに苦手意識を持つ選手向けに、肩の強さ・状況別の当たり方・踏み込みの近さという3つの要素を分けて練習するドリル集。段階的に技術を確認でき、初心者の自信づくりに向く。
練習内容
目安:2人〜 / 10分 / 5m×5m程度のスペース / 用具:タックルダミー、マーカーまたはポール
この練習で使う用具:タックルダミー、マーカーまたはポール(PR・Amazonで確認できます)
セットアップ
タックルダミーを用意し、低い姿勢で肩を当てる練習スペースを確保。2つ目のドリルではストップ用とフェッチ用の2つのタックルダミーを前後にずらして配置。3つ目はポールやマーカーで中心線を作り、両側から選手が歩み寄る形にする。
進め方
- ドリル1:低い姿勢を取りながら、左右の肩を交互に使ってタックルダミーに3回ずつ当たり、肩の形が崩れないことを確認する
- ドリル2:『ストップタックル』の合図で手前のタックルダミーに強く当たり、相手の前進を止める意識で取り組む
- ドリル2続き:『フェッチタックル』の合図では手前のダミーを避け、奥の低いダミーに素早く回り込んで低いタックルを行う
- ドリル3:中心のポールを挟んで選手同士が向き合い、お互いに近づきながら足を踏み込んでタックルダミーに強いタックルを当てる
キーファクター
- 姿勢が低くなっても肩関節が内側に巻き込まず強い位置を保てているか
- 『止める』タックルと『追いかけて捕まえる』タックルの状況判断ができているか
- 相手との間合いを詰める際の足の運びが細かく速いか
- 頭が相手の横に入り、正面衝突を避けられているか
よくある失敗と修正
- 肩が内側に巻き込み弱くなる→『ベンチプレスのように肩を固めよう!』と声をかける
- 状況に関係なく同じタックルしか出ない→『今は止める?それとも追いかける?』と問いかける
- 間合いを詰めずに遠くから当たりに行く→『もう一歩、相手に近づいてから当たろう!』
- 頭が正面に入り衝突リスクが高い→『頭は相手の横、タックルは腰から膝の高さを狙おう!』
声かけ例
- 肩をベンチプレスの形みたいに強く保とう!
- 低くても強い姿勢を意識してみよう!
- 止めるのか、追いかけるのか、合図をよく聞こう!
- 相手にもう一歩近づいてから当たってみよう!
- 頭を横に入れて、安全に当たろう!
バリエーション
- タックルダミーの高さを変えて、低いタックルと高めのタックルの両方を練習する
- 人数を増やして複数のダミーをローテーションしながら連続で行う
- 合図のタイミングを早めてより素早い判断を求める形にする
安全上の注意
- 低い姿勢を作る際は首を強く曲げず、頭を上げて視線を前方に保つよう声をかける
- タックルダミーを支える人は足元が安定しているか常に確認する
- 選手同士で向き合うドリルでは、スピードを徐々に上げて衝突の強さを調整する
- 肩や首に痛みを感じた場合はすぐに中止し、無理に続けさせない
コーチのアドバイス
タックルを『怖いもの』として一括りにせず、肩の使い方・状況判断・間合いという要素に分解して教えることで、初心者でも段階的に自信をつけやすくなる。反復の中で成功体験を積ませることが重要。
出典
この記事は次の動画を参考に、当サイトが指導者向けに再構成したものです。
チャンネル:rugbybricks
https://www.youtube.com/watch?v=bnrh4fB80b4
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