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練習の最後に10分だけ追加できるペア形式のタックル練習。量より質を重視し、タックルへの自信と正しい姿勢・前への圧力を身につけることを目的とする。初心者や接触に不安がある選手に特に向く。
練習内容
目安:2人〜 / 10分 / 数m四方の限られたスペース / 用具:ハンドダミー、マーカー
この練習で使う用具:ハンドダミー、マーカー(PR・Amazonで確認できます)
セットアップ
2人1組でペアを作り、1人がハンドダミーを持つ。周囲に軽くぶつかっても安全な広さを確保し、最後の段階では数個のマーカーで左右のコーンと的を設置する。
進め方
- ウォームアップ:ウォークアウト+プッシュアップ、ワイパー式プッシュアップを行い肩と体幹を温める
- 肩入れ運動:相手の肩に体を当てて押し返す動作を左右3回ずつ行う
- 3秒レスリング:組み合ってボールを奪い合う動作を左右で行い、コンタクト前の身体接触に慣れる
- 基本のヒット練習:ハンドダミーを持つ側が左右に動き、常に前に体重をかけてヒットする練習を2セット
- ステップイン・ヒット:双方が数歩歩み寄り、ハンティングポジションから反応してヒットする練習
- サイドからのテ・ドリル:中央からスタートし、左右の声かけに応じてコーンへ移動し、横からのタックルを管理する練習を左右3本ずつ
- 仕上げ:強度を少し上げて1〜3本の真剣な実戦的ヒットを行い終了
キーファクター
- 常に前方向への体重移動(後ろ重心にならない)
- ハンティングポジション(低い姿勢、足を入れて準備)を保てているか
- 相手の腰の動きを見て反応できているか
- 量より質、無理な強度にしていないか
よくある失敗と修正
- 相手の動きをミラーして後ろ重心になる→「前に出て当たろう!」と声をかける
- 姿勢が高いまま突っ込む→「低く構えてから入ろう!」と促す
- いきなり強度を上げすぎる→「最初は10%の力でいいよ!」と伝える
- 横からのタックルで足元だけ見てしまう→「相手の腰を見て入ろう!」と声かけ
声かけ例
- 前に出て当たってみよう!
- 低い姿勢をキープしてみよう!
- 相手の腰をしっかり見てみよう!
- 最初はゆっくり、質にこだわってみよう!
- お互い安全に、声をかけ合おう!
バリエーション
- 年齢が低い・経験が浅い場合は接触なしでポジション確認のみに変更
- 強度を段階的に上げて実戦的なヒットに発展させる
- テ・ドリルのエリアを広げたり狭めたりして難易度調整
- 回数を増やし、クールダウン前の仕上げメニューとして活用
安全上の注意
- 必ずウォームアップで肩や体幹を温めてから接触練習に入る
- 最初は10〜50%程度の力加減から始め、互いの同意のもとで強度を上げる
- 十分なスペースを確保し、周囲の選手や物にぶつからないようにする
- 頭や首への衝突を避け、正しい姿勢(低く、肩から入る)を常に確認する
コーチのアドバイス
量をこなすより質を重視する姿勢を強調したい練習。10分という短時間でも、正しい姿勢と前への圧力を繰り返すことでタックルへの自信が育つ。指導者は強度管理と声かけのタイミングに注意したい。
出典
この記事は次の動画を参考に、当サイトが指導者向けに再構成したものです。
チャンネル:The Rugby Trainer
https://www.youtube.com/watch?v=diFRJ7P5xBw
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