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シーズン前の復帰期に、技術よりもまず有酸素的な体力の基礎を取り戻すためのコンタクトコンディショニング。バッグを持ち上げて低く駆動する動作を高回数繰り返し、タックル後にラックへ参加する際に必要な『当たり続ける力』を養う。休みが長かったチームの再始動期に向く。
練習内容
目安:2人〜 / 10分 / 5m四方程度のスペース / 用具:タックルバッグ
この練習で使う用具:タックルバッグ(PR・Amazonで確認できます)
セットアップ
タックルバッグを1つ用意し、2人1組でペアを組む。1人がバッグを支え、もう1人が繰り返し持ち上げて低く駆動する。30秒運動、30秒休息のインターバル形式で行う。
進め方
- 2人1組になり、1人がタックルバッグを保持する
- もう1人がバッグを持ち上げて(リフト)、低く沈めて(ドライブ)押し込む動作を繰り返す
- 30秒間、高回数でこの動作を続ける
- 30秒間の休息を取る
- 役割を交代し、同様に繰り返す
- シーズンが進むにつれて休息時間を増やし、強度を上げつつボリュームを下げていく
キーファクター
- 膝を曲げて低い姿勢を保てているか
- 持ち上げる時に高く、押し込む時に低く動作できているか
- 30秒間、運動強度を落とさず継続できているか
- ペア間で声を掛け合い、集中力を保てているか
よくある失敗と修正
- 膝が伸びきってしまう→「膝をしっかり曲げよう!」と声をかける
- 疲労で姿勢が崩れる→「最後まで良い姿勢を保とう!」と促す
- 動作が雑になる→「持ち上げて、低く駆動、を丁寧に繰り返そう!」と伝える
- 休息中にだらける→「次のセットに向けて呼吸を整えよう!」と声かけ
声かけ例
- 膝を曲げて低く構えよう!
- 高く持ち上げて、低く駆動しよう!
- 最後まで力を出し切ろう!
- ペアで励まし合って頑張ろう!
- 呼吸を整えて次のセットに備えよう!
バリエーション
- 休息時間を短くして強度を上げる(例:30秒オン15秒オフ)
- 休息時間を長くしてより高強度・低ボリュームにシフトする(シーズンが進むにつれて)
- バッグの重さや持ち手を変えて負荷を調整する
- 3人1組にしてローテーションを増やす
安全上の注意
- 膝への負担を避けるため、必ず膝を曲げた姿勢で持ち上げるよう指導する
- 疲労が蓄積してフォームが崩れた場合は無理をさせず休息を取らせる
- バッグを支える側も安定した姿勢を保ち、支え損なわないよう注意する
- 首や背中に過度な負担がかからないよう、正しい姿勢を都度確認する
コーチのアドバイス
この段階では技術の完成度よりも、まず体力の土台を取り戻すことが目的。選手の疲労度を見ながら休息時間を調整し、シーズンが進むにつれて強度を上げボリュームを下げる設計を意識するとよい。
出典
この記事は次の動画を参考に、当サイトが指導者向けに再構成したものです。
チャンネル:Sportplan Rugby
https://www.youtube.com/watch?v=71beRAMIuGQ
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