【最初に読む】
外にいるサポートへパスを出す際、体ごと開いてしまい走るオプションを失うプレーヤーは多い。ボールを体から一度引き離してから戻す「プルバックパス」を身につけることで、ランのオプションを残したままディフェンスを観察し、判断できるようになる。
練習内容
目安:2人〜 / 10分 / 10m×10m程度 / 用具:ボール
セットアップ
特別なセッティングは不要。プレーヤー1人がボールを持ち、正面にダミーディフェンダーまたはコーンを置き、その奥(バックドア)にサポートプレーヤーを配置する。
キーファクター
- パスの起点を腰の位置に固定しすぎず、ボールを体から一度離す動作を入れる
- 体を開かずに正面(進行方向)を向いたまま維持する
- ボールを引き離している間にディフェンダーとサポートの位置をスキャンする
- パスを出す直前まで走るオプションを残す姿勢を保つ
よくある失敗と修正
- 体全体をひねってパスしてしまう→「ボールだけ引いてみよう!体は正面のままキープ!」
- パス動作中に足が止まってしまう→「引いても走り続けよう!止まらないのがポイント!」
- スキャンせずに機械的にパスしてしまう→「引いてる間に周りをよく見てみよう!」
- ボールを大きく体から離しすぎて奪われる→「ボールは近くでコンパクトに引こう!」
声かけ例
- ボールを一度引いてから戻してみよう!
- 体は正面のまま、目線で周りを確認してみよう!
- 走りながらでもパスできる姿勢を保ってみよう!
- 内と外、両方見てから決めてみよう!
バリエーション
- 静止した状態から始め、慣れてきたらジョギング、そして全力走の中で実施する
- ディフェンダーを追加してプレッシャー下での判断力を鍛える
- パス方向をランダムに指示し、認知判断のトレーニングを加える
安全上の注意
- 初めは低速から始め、ボール操作に慣れてから走りながらの練習に移行する
- 周囲に人がいる場合はパス方向に注意し、ぶつからないよう間隔を確保する
コーチのアドバイス
このドリルは単純な技術練習に見えるが、実は「判断力を残すための姿勢づくり」がテーマ。選手には形だけでなく、なぜボールを引くのかという理由(スキャンの時間を作る)を理解させると効果が高まる。
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出典
この記事は次の動画を参考に、当サイトが指導者向けに再構成したものです。
チャンネル:The Rugby Trainer
https://www.youtube.com/watch?v=FHWCvQs0H-8

