【ハンドリング060】走りながら腕を使う感覚を養うパス前コーディネーション練習

ハンドリング(キャッチ&パス)

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【最初に読む】

パスが苦手な低年齢の選手は、腕を振る方向に体も一緒に流れてしまうことが多い。これは走る方向と腕の動作方向を分離させるコーディネーション能力が未発達なため。本ドリルは自宅や庭でもできる簡単な運動で、この分離能力を養い、将来のパス精度向上につなげる。

練習内容

目安:1人〜 / 10分 / 10m程度の直線スペース(庭でも可) / 用具:テニスボール、ラグビーボール

この練習で使う用具:テニスボール、ラグビーボール(PR・Amazonで確認できます)

セットアップ

直線に走れる10m程度のスペースを用意する。最初は手ぶらで、慣れてきたらテニスボールを使用する。特別な道具は不要で、1人でも実施可能。

進め方

  1. まっすぐ前に走りながら、腕だけを横方向(パス方向)に大きく振る「ヒッピーウェーブ」を行う
  2. 体が腕の動きに引っ張られないよう、脚はまっすぐ前に進むことを意識する
  3. 慣れてきたらテニスボールを持ち、走りながら体の外側に投げ上げてキャッチする動作を加える
  4. 前進しながら、ボールを投げる→体の外でキャッチ→また投げるを繰り返す
  5. 慣れたらバックペダル(後ろ向き)でも同様の動きに挑戦する

キーファクター

  • 脚の進行方向と腕の動作方向が独立しているか
  • 体幹が腕の動きにつられて横に流れていないか
  • ボールを体の外側でキャッチできているか
  • 動きがスムーズでリズムよく継続できているか

よくある失敗と修正

  • 腕を振る方向に体ごと流れてしまう→「脚はまっすぐ、腕だけ動かそう!」と声かけ
  • ボールを体の正面でキャッチしてしまう→「もう少し外側でキャッチしてみよう!」
  • 動きがぎこちなく止まってしまう→「リズムに乗って続けてみよう!」

声かけ例

  • 脚はまっすぐ、腕だけ横に動かしてみよう!
  • 体を置いて腕だけ先に動かす感覚をつかもう!
  • ボールを外でキャッチする練習をしてみよう!
  • リズムよく繰り返してみよう!

バリエーション

  • テニスボールの代わりに小さめのラグビーボールで実施する
  • 前進だけでなくバックペダルでも実施して難易度を上げる
  • 慣れたら実際にパートナーとパス交換に発展させる
  • スピードを上げて走りながら実施し負荷を高める

安全上の注意

  • 周囲に障害物のない安全なスペースで実施する
  • テニスボールを使う際は目に当たらないよう注意する
  • 初めは低速で動きの感覚をつかんでから速度を上げる

コーチのアドバイス

パス技術の土台となる体幹と腕の分離動作は見落とされがちだが、低年齢期に重点的に取り組むべき基礎能力。シンプルな動きだからこそ反復練習に最適で、家庭学習としても勧めやすい。

出典

この記事は次の動画を参考に、当サイトが指導者向けに再構成したものです。
チャンネル:The Rugby Trainer
https://www.youtube.com/watch?v=B7oaRMzKcCY

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