【ハンドリング047】プルバックパスでランのオプションを残す技術

ハンドリング(キャッチ&パス)

【最初に読む】

外にいるサポートへパスを出す際、体ごと開いてしまい走るオプションを失うプレーヤーは多い。ボールを体から一度引き離してから戻す「プルバックパス」を身につけることで、ランのオプションを残したままディフェンスを観察し、判断できるようになる。

練習内容

目安:2人〜 / 10分 / 10m×10m程度 / 用具:ボール

セットアップ

特別なセッティングは不要。プレーヤー1人がボールを持ち、正面にダミーディフェンダーまたはコーンを置き、その奥(バックドア)にサポートプレーヤーを配置する。

キーファクター

  • パスの起点を腰の位置に固定しすぎず、ボールを体から一度離す動作を入れる
  • 体を開かずに正面(進行方向)を向いたまま維持する
  • ボールを引き離している間にディフェンダーとサポートの位置をスキャンする
  • パスを出す直前まで走るオプションを残す姿勢を保つ

よくある失敗と修正

  • 体全体をひねってパスしてしまう→「ボールだけ引いてみよう!体は正面のままキープ!」
  • パス動作中に足が止まってしまう→「引いても走り続けよう!止まらないのがポイント!」
  • スキャンせずに機械的にパスしてしまう→「引いてる間に周りをよく見てみよう!」
  • ボールを大きく体から離しすぎて奪われる→「ボールは近くでコンパクトに引こう!」

声かけ例

  • ボールを一度引いてから戻してみよう!
  • 体は正面のまま、目線で周りを確認してみよう!
  • 走りながらでもパスできる姿勢を保ってみよう!
  • 内と外、両方見てから決めてみよう!

バリエーション

  • 静止した状態から始め、慣れてきたらジョギング、そして全力走の中で実施する
  • ディフェンダーを追加してプレッシャー下での判断力を鍛える
  • パス方向をランダムに指示し、認知判断のトレーニングを加える

安全上の注意

  • 初めは低速から始め、ボール操作に慣れてから走りながらの練習に移行する
  • 周囲に人がいる場合はパス方向に注意し、ぶつからないよう間隔を確保する

コーチのアドバイス

このドリルは単純な技術練習に見えるが、実は「判断力を残すための姿勢づくり」がテーマ。選手には形だけでなく、なぜボールを引くのかという理由(スキャンの時間を作る)を理解させると効果が高まる。

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出典

この記事は次の動画を参考に、当サイトが指導者向けに再構成したものです。
チャンネル:The Rugby Trainer
https://www.youtube.com/watch?v=FHWCvQs0H-8

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