【まずここを読む】このドリルのポイントについて三行で解説！
- ベーシックなスプリントメニュー
- スタートダッシュ強化
- 低学年から身につけたいモモ上げ
練習内容
- スリーポイントダッシュ：低い姿勢からスタート。ディフェンスの時に必要なスタートダッシュ。素早いスタートの習得が目的です。
- モモ上げダッシュ：モモ上げで10ｍラン。姿勢はまっすぐにしてモモを腰の高さに上げる。腕もしっかり振ることが大事。足の入れ替えの速さがもう一つのポイント。10mまで来たら姿勢をまっすぐにしたままダッシュ。繰り返し行って習得していきましょう。
- 立ち上がりラン：二人一組。背中合わせで座り、スタートの合図で立ち上がってダッシュ。競争の要素を入れることで小学生は夢中になります。しかしフォームは意識させましょう。
- 両足ジャンプ：地面を蹴るときの大殿筋と、太ももを引き上げるときの腸腰筋の強化ドリルです。しっかりとパワーをためてしゃがみ、爆発的にジャンプで伸びあがり、太ももを胸まで引き上げるのが意識ポイント。動画では坂道を登っていますが、小学生は平地でもOKでしょう。両足を揃えてジャンプするのって意外に難しいので、できない子は結構います（伸びしろ）
コーチのポイント
- 一つ一つの動き、姿勢を意識させること
- プレシーズンのコンディショニング期間からコツコツと取り組むのが良いでしょう
- ウォーミングアップにも取り入れると一石二鳥でメニュー化がしやすいです
人数
使用できるグランドの広さに寄りますが、横一列に並んで全員一緒にやるのが効率的です。
一人ひとりの動き、姿勢を確認するときは、縦一列で一人ずつスタートさせるのが良いですね。
時間
片道20mくらい確保できれば、1メニューにつき2往復くらいで良いでしょう。人数に応じて時間は増減します。
