【ブレイクダウン037】マンフォーカス・クリーンアウト〜両側同時ヒットで速い球を作る〜

ブレイクダウン(ラック&モール)

【PR】この記事にはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト・A8.net等)を含みます。リンクから購入・申込があると当サイトに収入が入ります。

【最初に読む】

ボールではなくタックラーを狙い、両サイドから同時にヒットしてラックを作らせず速い球を出す「マンフォーカス」クリーンアウトの考え方を解説。フォワードのポッド(3人)が22m間でプレーする際に有効な高リスク高リターンの戦術。

練習内容

目安:3人〜 / 15分 / ラック周辺5m四方程度 / 用具:カラーコーン、ボール

この練習で使う用具:カラーコーン、ボール(PR・Amazonで確認できます)

セットアップ

ボールキャリアと2人のクリーナーで1つのポッドを形成。クリーナーはボールキャリアの内外に位置し、タックラー役を2名配置。コーンで到着タイミングを色分けして管理する。

進め方

  1. ボールキャリアがボールを持って前進し、低い姿勢でコンタクトに入る準備をする
  2. 内側サポートはパスオプションがなくなった瞬間に内側タックラーへ照準を合わせる
  3. 外側サポートはディフェンスラインを一瞬固定してから外側タックラーへ45度の角度で入る
  4. 両クリーナーはタックラーがボールキャリアにヒットするのと同時にタックラーにヒットすることを目指す
  5. ヒップやアームなど狙う部位を決めて、タックラーをボールキャリアから引き離し後方へ押し出す
  6. 1m以内に相手がいない場合は無理に突っ込まず、ボールフォーカスに切り替えてボールを保護する

キーファクター

  • タックラーとクリーナーの同時接触(レースに勝つ)のタイミング
  • 内側・外側それぞれの役割分担とコミュニケーション
  • 狙う部位(ヒップ・腕・高い位置)の判断と効果検証
  • 1m以内のターゲットがいない場合の冷静な判断(撃たない選択)

よくある失敗と修正

  • 到着が遅れてコンテストになってしまう→『レースに勝とう!』と声をかけタイミングを意識させる
  • ボールを見てしまい判断が遅れる→『ボールは忘れて、人を見よう!』と視線誘導
  • 内外の役割が被ってしまう→事前のコール(グリップスオンや色コール)を徹底する
  • ターゲットがいないのに突っ込んでしまう→『1m以内か確認しよう!』とルールを再確認

声かけ例

  • 狙いを定めて、同時にヒットしよう!
  • レースに勝つ気持ちで入ろう!
  • 相手の腰を見て押し抜こう!
  • 何もなければ無理せずボールを守ろう!
  • 声を掛け合って役割をはっきりさせよう!

バリエーション

  • フェーズを増やして誰が攻撃するかの判断要素を加える
  • 衝撃を減らしたい場合は選手同士の距離を縮めてスタートする
  • ディフェンス側にコール(チョークタックル狙いなど)を与えて多様な状況を作る
  • 色付きコーンでクリーナーの到着タイミングをランダム化する

安全上の注意

  • 低い姿勢での接触練習のため、必ず正しいヘッドポジションを確認してから実施する
  • 高強度の接触になるため、ウォームアップとコンタクト準備を十分に行う
  • 初心者には突然導入せず、基本的なクリーンアウト技術を習得してから取り入れる
  • タックルバッグ等を使った段階練習を挟み、生身での衝突前にフォームを確認する

コーチのアドバイス

この戦術は高校生以上の上級フォワード向けで、タイミングと判断力が成否を分ける。個々のクリーンアウト技術が未熟なうちは導入せず、まず基礎を固めてから『撃つ・撃たない』の判断練習に進めると効果的。

出典

この記事は次の動画を参考に、当サイトが指導者向けに再構成したものです。
チャンネル:The Rugby Institute
https://www.youtube.com/watch?v=aquqxzHUIsc

Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。

関連する練習ドリル

合わせてこちらのドリルも参考にしてください。

タイトルとURLをコピーしました