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通常の往復走(ビープテスト)にラグビー特有の動き「後退(リバーサル)」と「ダウンアップ」を組み込み、単なる持久力測定ではなく試合で求められる動作を伴ったコンディショニングに発展させる方法を紹介する。試合終盤の運動強度に近い負荷をかけたいチームに向く。
練習内容
目安:1人〜 / 10分 / 直線30m×1レーン(10m・20m・30mにマーカー設置) / 用具:マーカー、音源またはカウント用タイマー(ビープ音)
この練習で使う用具:マーカー、音源またはカウント用タイマー(ビープ音)(PR・Amazonで確認できます)
セットアップ
・トライラインから10m、20m、30m地点にマーカーを設置
・選手は1名ずつ、またはレーンを複数作って同時実施
・ビープ音源やカウントで一定テンポを刻む
進め方
- 基本形:20m走って折り返し20m戻るを繰り返す(通常のビープテスト)
- リバーサル:20m前進→同じ向きのまま10m後退→再び前進で30m地点まで→帰りも同様に後退を混ぜて戻る
- ダウンアップ:20m走って折り返し地点で寝転がり、素早く立ち上がってから走って戻る
- 複合パターン:前進・後退・ダウンアップを1本の中に組み合わせ、より試合に近い負荷をかける
- レベルが上がるごとにテンポを上げ、同じ動作パターンを継続する
キーファクター
- 後退時に姿勢が高くなりすぎず、重心を低く保てているか
- ダウンアップで無駄な動作なく素早く起き上がれているか
- 方向転換時に減速・加速のメリハリがついているか
- テンポ(ビープ音)に遅れず走り切れているか
よくある失敗と修正
- 後退時に体が流れて減速が遅れる → 「お尻を落として後ろに下がろう!」
- ダウンアップで手をつかず転がるように倒れる → 「安全に、コントロールして倒れてみよう!」
- 折り返しで急激に止まって膝に負担がかかる → 「最後の2歩で減速してみよう!」
- 疲労でフォームが崩れる → 「きついときほど姿勢を意識してみよう!」
声かけ例
- 後ろ向きでも低い姿勢をキープしてみよう!
- 地面に着いたら素早く立ち上がろう!
- ラインを越えるまで走り切ろう!
- 試合の終盤をイメージして走ってみよう!
バリエーション
- 人数が多い場合は複数レーンで同時実施
- 反復回数やレベル(テンポ)を調整して難易度を変更
- ダウンアップの代わりにタックルバッグへの接触を入れて発展
- リバーサルの距離やパターンを変えてアレンジ
安全上の注意
- ダウンアップで地面に倒れる際は手やひざを使って安全にコントロールして着地する
- 疲労した状態での急な方向転換は膝・足首の負傷リスクがあるため、無理に速度を上げすぎない
- 地面の状態(滑りやすさ、硬さ)を事前に確認する
- 個々の体力レベルに応じてレベル設定を調整する
コーチのアドバイス
単純な往復走よりも、後退やダウンアップなど試合動作を組み込むことで「使える体力」を養える。シーズン前のフィットネス測定だけでなく、日常練習の締めくくりにも活用しやすい。
高強度なトレーニングの後は、栄養補給も意識すると良いでしょう:プロテイン、スポーツ電解質パウダー(PR)
出典
この記事は次の動画を参考に、当サイトが指導者向けに再構成したものです。
チャンネル:Ruck Science
https://www.youtube.com/watch?v=WGhgTcTXJVs
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