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【最初に読む】
タックルは度胸ではなく技術であるというジェイミー・ジョセフの理論を、段階的に体で理解させるドリルです。静止した状態から動きのある状況まで段階を踏むため、タックルに不安のある選手にも技術ベースで自信をつけさせられます。コンタクト中心の練習日に組み込むのに向いています。
練習内容
目安:2人〜 / 30分 / グリッド(コーンで区切った小スペース) / 用具:マーカー
この練習で使う用具:マーカー(PR・Amazonで確認できます)
セットアップ
マーカーで小さなグリッドを複数作り、2人1組のペアを各グリッドに配置します。大人数の場合は複数グリッドを並べて同時進行し、待機列を作ってペアを入れ替えながら回転させます。
進め方
- 二人一組になり、静止した状態でアタック役の奥の足(遠い方の足)に肩を当てる感覚をつかむ
- 外側の手と腕でアタック役のハムストリングス(奥の足の裏側)を取りに行く動きを反復する
- グリッドを作り、今度は動いている相手に対して同じ動きを行う
- 倒した後はすぐにボールコンテスト(ボールへのプレッシャー)に移る動作まで一連で行う
- ペアを入れ替えながら、大人数でグリッドを回して繰り返す
キーファクター
- 外側の手でアタックの奥の足のハムストリングスを確実につかむこと
- 肩を当てると同時に足をしっかり相手の下に踏み込むこと
- 外側の手はパンチのように鋭く突き出す意識を持つこと
- 内側の手は意識しすぎず、外側の手の動作に集中させること
- 倒した直後にボールコンテストへ移行する連続性を持たせること
よくある失敗と修正
- 内側の手ばかり気にしてタックル全体の姿勢が崩れる→「外側の手だけに集中してみよう!」
- 肩を当てるタイミングと足の踏み込みがずれる→「肩と足を同時に持っていく感覚を探そう!」
- 外側の手が遅れて出る、または当てるだけで終わる→「パンチのように鋭く突き出してみよう!」
- 倒した後に止まってしまいボールコンテストに移れない→「倒したら止まらず次のアクションへ行こう!」
声かけ例
- まずはゆっくり、感覚をつかむところから始めよう!
- 外側の手でハムストリングスを狩りに行こう!
- 足をしっかり相手の下に入れてみよう!
- 倒したら次はボールへのプレッシャーだ、続けてみよう!
- 動きながらでも同じ技術を再現してみよう!
バリエーション
- 静止→ウォーク→ジョグ→フルスピードと段階的にスピードを上げる
- グリッドの大きさを変えてアタック役の逃げ道を増減させ難易度を調整する
- 複数グリッドを連結させ、複数回のタックルを連続で行うコンビネーションにする
- タックルダミーを使って接触強度を抑えたウォームアップ版を用意する
安全上の注意
- 最初は必ず静止状態からスタートし、正しい姿勢と手の使い方を確認してから動きを加える
- 接触強度を選手の習熟度に合わせて調整し、無理に強いコンタクトをさせない
- グリッド内での衝突を避けるため、周囲との距離やグリッドの数を確保する
- 頭や首への負担が大きい姿勢(頭が下がる、目線が下がる)を見つけたら即座に修正する
コーチのアドバイス
度胸論に頼らず、外側の手の使い方や足の踏み込みといった具体的な技術要素に分解して伝えることが、タックルへの不安を減らす鍵です。段階的な進行を守り、選手が理解しながら反復できる時間を確保してください。
出典
この記事は次の動画を参考に、当サイトが指導者向けに再構成したものです。
チャンネル:
https://www.youtube.com/watch?v=2E7AGjU_DKA
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