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タックル初期段階の選手に向けた、リアクションと逆ヘッド防止を身体で覚えさせるドリルです。動かないターゲットを使うことで目的を絞り、合図のタイミングを変えることで難易度調整もできる、育成年代の基礎固めに最適な練習です。
練習内容
目安:7人〜 / 5分 / タックルバッグ2本を左右に置けるスペース(幅3〜5m×奥行き5m程度) / 用具:タックルバッグ、タックルダミー、笛
この練習で使う用具:タックルバッグ、タックルダミー、笛(PR・Amazonで確認できます)
セットアップ
選手を一列に並べ、一人ずつセットさせる。列の正面、少し前方に左右2本のタックルバッグ(またはダミー)を配置し、その間にコーチが立って合図を出す。列の後方から選手を一人ずつスタートさせる。
進め方
- 選手を一列に並べ、先頭の選手からセットする
- 笛の合図で選手が前にアップ(詰める)を開始する
- コーチが選手の接近中に右または左の合図を出す
- 選手は合図に反応し、素早く判断して指定側のタックルバッグにタックルする
- 1人あたり左右5回ずつ繰り返し、次の選手に交代する
- 慣れてきたら合図を出すタイミングを遅らせて難易度を上げる
キーファクター
- 合図を見てから体を早く反応させる初期リアクションの速さ
- 頭の位置を常にターゲットの外側(正しい側)に置き逆ヘッドを避ける
- 接近中の姿勢(低い重心、目線を上げる)を崩さないこと
- アップ(詰め)のスピードと合図への反応を連動させること
よくある失敗と修正
- 頭が入るべき側と逆に入ってしまう→「頭はバッグの外側だよ、もう一度確認しよう」と声をかけ低速で確認させる
- 合図を見る前に動き出してしまう→「合図が出るまでしっかり見て、それから動こう」と伝える
- アップのスピードが遅く実戦感が出ない→「もっと勢いよく詰めてみよう」と促す
- タックル時に飛び込んでしまい足が止まる→「最後まで足を動かして押し切ろう」と伝える
声かけ例
- 合図が出たら素早く反応しよう!
- 頭は常に外側、安全な位置を意識しよう!
- 低い姿勢を保って詰めていこう!
- 最後まで足を動かして押し切ろう!
- 少しずつ合図を遅らせて挑戦してみよう!
バリエーション
- アップのスピードをジョグからダッシュに変化させて負荷を上げる
- タックル前の小ステップ(パドリング)やパワーフットを加えて技術要素を追加する
- タックル時のレッグドライブ(飛び込まない)を意識させる要素を組み込む
- ターゲットをダミーを持った人に変え、少し動く相手へのタックルに発展させる
安全上の注意
- タックルバッグ・ダミーは固定またはしっかり保持し、不安定な状態でタックルさせない
- 選手同士の順番待ちの距離を十分にとり、待機列で接触が起きないようにする
- 逆ヘッドになっていないか毎回確認し、癖がついた選手には低速で修正練習を行う
- 疲労が蓄積すると姿勢が崩れやすいため、適宜休憩を入れてフォームを維持させる
コーチのアドバイス
動かないターゲットで目的を絞ることが最大の利点です。まずは正しい頭の位置とリアクションの速さを徹底し、慣れてから合図のタイミングやスピードで難易度を調整すると、無理なくレベルアップできます。
出典
この記事は次の動画を参考に、当サイトが指導者向けに再構成したものです。
チャンネル:
https://www.youtube.com/watch?v=nEZBPni4QVc
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