【コンタクト&タックル002】タックル時のリアクションと逆ヘッド防止のドリル

コンタクト&タックル

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タックル初期段階の選手に向けた、リアクションと逆ヘッド防止を身体で覚えさせるドリルです。動かないターゲットを使うことで目的を絞り、合図のタイミングを変えることで難易度調整もできる、育成年代の基礎固めに最適な練習です。

練習内容

目安:7人〜 / 5分 / タックルバッグ2本を左右に置けるスペース(幅3〜5m×奥行き5m程度) / 用具:タックルバッグ、タックルダミー、笛

この練習で使う用具:タックルバッグ、タックルダミー、笛(PR・Amazonで確認できます)

セットアップ

選手を一列に並べ、一人ずつセットさせる。列の正面、少し前方に左右2本のタックルバッグ(またはダミー)を配置し、その間にコーチが立って合図を出す。列の後方から選手を一人ずつスタートさせる。

進め方

  1. 選手を一列に並べ、先頭の選手からセットする
  2. 笛の合図で選手が前にアップ(詰める)を開始する
  3. コーチが選手の接近中に右または左の合図を出す
  4. 選手は合図に反応し、素早く判断して指定側のタックルバッグにタックルする
  5. 1人あたり左右5回ずつ繰り返し、次の選手に交代する
  6. 慣れてきたら合図を出すタイミングを遅らせて難易度を上げる

キーファクター

  • 合図を見てから体を早く反応させる初期リアクションの速さ
  • 頭の位置を常にターゲットの外側(正しい側)に置き逆ヘッドを避ける
  • 接近中の姿勢(低い重心、目線を上げる)を崩さないこと
  • アップ(詰め)のスピードと合図への反応を連動させること

よくある失敗と修正

  • 頭が入るべき側と逆に入ってしまう→「頭はバッグの外側だよ、もう一度確認しよう」と声をかけ低速で確認させる
  • 合図を見る前に動き出してしまう→「合図が出るまでしっかり見て、それから動こう」と伝える
  • アップのスピードが遅く実戦感が出ない→「もっと勢いよく詰めてみよう」と促す
  • タックル時に飛び込んでしまい足が止まる→「最後まで足を動かして押し切ろう」と伝える

声かけ例

  • 合図が出たら素早く反応しよう!
  • 頭は常に外側、安全な位置を意識しよう!
  • 低い姿勢を保って詰めていこう!
  • 最後まで足を動かして押し切ろう!
  • 少しずつ合図を遅らせて挑戦してみよう!

バリエーション

  • アップのスピードをジョグからダッシュに変化させて負荷を上げる
  • タックル前の小ステップ(パドリング)やパワーフットを加えて技術要素を追加する
  • タックル時のレッグドライブ(飛び込まない)を意識させる要素を組み込む
  • ターゲットをダミーを持った人に変え、少し動く相手へのタックルに発展させる

安全上の注意

  • タックルバッグ・ダミーは固定またはしっかり保持し、不安定な状態でタックルさせない
  • 選手同士の順番待ちの距離を十分にとり、待機列で接触が起きないようにする
  • 逆ヘッドになっていないか毎回確認し、癖がついた選手には低速で修正練習を行う
  • 疲労が蓄積すると姿勢が崩れやすいため、適宜休憩を入れてフォームを維持させる

コーチのアドバイス

動かないターゲットで目的を絞ることが最大の利点です。まずは正しい頭の位置とリアクションの速さを徹底し、慣れてから合図のタイミングやスピードで難易度を調整すると、無理なくレベルアップできます。

出典

この記事は次の動画を参考に、当サイトが指導者向けに再構成したものです。
チャンネル:
https://www.youtube.com/watch?v=nEZBPni4QVc

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