【フィジカル&コンディショニング022】タッチラグビーで鍛える!楽しく追い込むコンディショニングゲーム集

フィジカル&コンディショニング

【最初に読む】

単調な走り込み(ブロンコなど)に頼らず、タッチ形式のゲームでコンディショニングを行う考え方を紹介。楽しみながら高強度を引き出せるため、クラブレベル〜育成年代のチームに向く。実際の試合に近い動きで体力とスキルを同時に伸ばせる点が特徴。

練習内容

目安:12人〜 / 8分 / フルフィールド〜ハーフフィールド程度(人数・目的により調整) / 用具:ボール、ビブス(任意)

セットアップ

・フルフィールドまたは制限したエリアにマーカーでゴールラインを設定
・チームを2グループに分ける
・ボールを1〜数個用意
・ゲームの種類(ワンタッチ、ダブルタッチ、ラックタッチなど)に応じてルールを設定

進め方

  1. 選手を2チームに分け、攻撃・防御の方向を決める
  2. ワンタッチ:両手タッチが決まったらボールをその場に置き、タッチされたチームは自陣ゴールラインまで素早く後退
  3. 防御側はすぐボールを拾い、攻守交代して素早く攻撃に転じる
  4. 3〜4分間、高強度で連続的に攻守交代を繰り返す
  5. 目的に応じてダブルタッチ(サポートラインの意識づけ)やラックタッチ(接点の判断練習)に切り替える
  6. 人数やスペースを操作して負荷や強度を調整する

キーファクター

  • 攻守が入れ替わった瞬間の切り替えスピード
  • サポートライン・オンザショルダーの意識(ダブルタッチの場合)
  • ゲームへの積極的な関与と強度の高さ
  • スキルの正確さ(パス・キャッチ・判断)を落とさずに走ること

よくある失敗と修正

  • 攻守交代時にダラダラ戻ってしまう→「切り替えの一歩目を全力で!」と声かけ
  • タッチされてもすぐにボールを置かない→「置いたらすぐ次のプレーが始まるよ!」
  • サポートに走らずボール保持者任せになる→「肩を並べて走ってみよう!」
  • 強度が落ちてただの流し運動になる→「試合と同じ強度でいこう!」

声かけ例

  • 切り替え、切り替え!素早く戻ろう!
  • 肩を並べてサポートしよう!
  • 全力で走って、楽しんでいこう!
  • ボールを置いたらすぐ次のプレーだよ!

バリエーション

  • フルフィールドで行う「フリータッチ(オフサイドタッチ)」でより広い距離を走らせる
  • ラックタッチでブレイクダウンや接点の判断力を養う
  • 「レッズタッチ」のようにキックを組み込んで方向転換要素を増やす
  • 人数を減らして「フォースバックタッチ」で個々の関与を高める

安全上の注意

  • 高強度のため事前に十分なウォームアップを行う
  • 接触を伴わないゲームでも切り返し動作が多いため、路面状況やスパイクの状態を確認する
  • 疲労が蓄積した際はタッチの判定や動きが雑にならないよう声かけで集中を促す
  • 人数やスペースを選手のレベルに合わせて適切に設定し、無理な強度にならないようにする

コーチのアドバイス

単調な走り込みより、ゲーム形式のコンディショニングは選手の主体性と楽しさを引き出しやすい。目的(走行距離重視か、方向転換重視か)に応じてゲームメニューを使い分けることが、質の高い練習設計につながる。

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出典

この記事は次の動画を参考に、当サイトが指導者向けに再構成したものです。
チャンネル:The Rugby Institute
https://www.youtube.com/watch?v=nWdKbYQogYo

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