【最初に読む】
この動画は米国のアスリート育成チャンネルによる、反応筋力指数(RSI)を高めるプライオメトリクス・ワークアウトの紹介です。ラグビーではコンタクト後の再加速やステップでの切り返し、タックル直後の素早い起き上がりなど『地面に接している時間を最短にして次の動作に移る』能力が極めて重要であり、このドリルはその土台づくりに直結します。中高生年代のフィジカル強化に取り入れやすい内容です。
練習内容
目安:6人〜 / 20分 / 10m×5m程度(ハードル列を設置できるスペース) / 用具:ミニハードル、ボックス(デプスドロップ用)
セットアップ
・ミニハードルを4〜6台、等間隔(50〜70cm程度)に並べる
・片足用、両足用のレーンを分けられると尚良い
・デプスドロップ用に低いボックス(20〜30cm)を1台用意
・十分なウォームアップ(股関節・足首の可動域確保)を先に実施
進め方
- 股関節・足首の動的ストレッチで可動域を確保する
- 両足ポゴジャンプでハードルを連続通過(接地時間最小を意識)
- 片足ポゴジャンプを左右それぞれ実施
- 大ジャンプ→小ホップを交互に行うパルシングジャンプ
- ボックスからのデプスドロップ(着地吸収のみ)を実施
- デプスドロップ後に即ジャンプする反応ジャンプへ発展
- ミニハードル→大ハードルへの連続反応ジャンプで締める
キーファクター
- 接地時間をできるだけ短くし、強い力を瞬間的に発揮できているか
- 着地時に体幹が前に突っ込まず、重心が安定しているか
- 膝が内側に入らず、つま先と同じ方向を向いているか
- 着地のたびに『吸収→即発揮』の切り替えができているか
よくある失敗と修正
- 着地がベタ足になる →『足の前半分で弾もう!』と声をかける
- 接地時間が長くパルシングになってしまう →『跳ねるように、素早く!』
- 前傾しすぎて次のジャンプで崩れる →『胸を張って、まっすぐ立とう!』
- 着地の衝撃を吸収できず膝が内側に入る →『膝はつま先と同じ向きをキープ!』
声かけ例
- 地面に触れたらすぐ跳ね返そう!
- 着地はしっかり止めて、フォームを整えよう!
- 高く跳ぶより、速く跳ぼう!
- 最後まで集中力を切らさずいこう!
バリエーション
- 人数が多い場合は2〜3グループに分けてローテーションする
- ハードルの高さや間隔を変えて難易度を調整する
- 片足バリエーションを増やして左右差をチェックする
- ボックスの高さを徐々に上げてデプスドロップの負荷を上げる
安全上の注意
- 疲労が強い選手は着地の崩れからの怪我に注意し、無理に回数をこなさせない
- 地面が滑りやすい場所や芝の状態が悪い場所では実施しない
- 膝や足首に違和感がある選手は事前申告させ、負荷を調整する
- デプスドロップは必ず低い高さから始め、着地フォームを確認してから高さを上げる
コーチのアドバイス
この動画は陸上・一般アスリート向けのプライオメトリクス教材ですが、ラグビーのコンタクト後の再加速やステップワークの土台となる『反応筋力』の養成に非常に有効です。導入時はフォーム重視で回数を絞り、慣れてきたら接地時間の短縮を意識させましょう。
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出典
この記事は次の動画を参考に、当サイトが指導者向けに再構成したものです。
チャンネル:overtimeathletes
https://www.youtube.com/watch?v=wp7w9CRbxPc


