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この動画は具体的なドリルではなく、指導者のフィードバックの言葉遣いに関する考え方を解説したものです。『グッド』という曖昧な褒め言葉をやめ、具体的な行動を描写するフィードバックに変えることで、選手の自己認識と自立した学びを促す狙いがあります。すべての年代・カテゴリーの指導者に向く内容です。
練習内容
目安:
セットアップ
特別なセットアップは不要。通常の練習やゲーム中のフィードバックの場面で実践する。コーチ自身が自分の声かけを意識的に変えることが唯一の準備。
キーファクター
- 『グッド』『ナイス』などの曖昧な褒め言葉を使わず、選手が実際に行った具体的な動作を描写する
- 結果だけでなく、プロセス(判断・技術・タイミング)に着目して言語化する
- 選手がコーチの顔色を見る代わりに、自分のプレーを振り返る習慣をつくる
- チーム全体に広がるよう、選手同士のフィードバックも促す
よくある失敗と修正
- つい『良いタックルだったね』と言ってしまう → 『腰を落として早く踏み込めていたね』のように描写に置き換える
- 結果だけを褒めてしまい何が良かったか伝わらない → 具体的な体の使い方や判断のポイントを添える
- フィードバックが曖昧で再現性がない → 次に同じ状況で何をすべきか分かる言葉を選ぶ
- 選手がコーチの承認待ちになる → 質問形式で選手自身に気づきを促す声かけに変える
声かけ例
- 今のタックル、腰を落として早く入れてたね!
- そのパス、相手が動く前に出せてたね!
- スペースに気づいて走り込めてたね、ナイス判断!
- 次も同じタイミングでできるか試してみよう!
バリエーション
- 1セッションだけ『グッド』という言葉を完全禁止にしてみる
- 選手同士でも描写フィードバックを使う練習を取り入れる
- 映像を使って『何が起きたか』を選手自身に言語化させる
- 保護者向けにもこの考え方を共有し、家庭でも実践してもらう
安全上の注意
- 身体的な安全上の注意は特にないが、過度に否定的な言葉にならないよう配慮する
- 選手の自尊心を傷つけないよう、描写はあくまで前向きなトーンで行う
コーチのアドバイス
言葉の選び方一つで選手の学び方が変わります。『グッド』を禁止するという実験を通じて、自分のフィードバックの癖に気づき、選手が自分で考え振り返る力を育てる指導スタイルへ少しずつシフトしてみましょう。
出典
この記事は次の動画を参考に、当サイトが指導者向けに再構成したものです。
チャンネル:The Rugby Institute
https://www.youtube.com/watch?v=KOtoSG_nyAA
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