【フィットネス001】ラグビーリーグのフィットネス向上のドリル

フィットネス

オフシーズンのフィットネス向上にも良いですし、動画にある複数のメニューのうち、いくつかを切り出して練習最後のフィットネス練習に組み込むのも良いと思います。

いくつかのメニューが含まれるので、下記の練習内容の中で一つ一つ説明していきます。青文字をクリックすると動画はそのメニューからスタートします。

練習内容

  1. 4分ラン:4分間のランニングです。インターバルを設けて何セットかを行います。
  2. 5分以内に4周:決められた距離(動画ではラグビーフィールド)を、5分以内に4ラップ(4周、4往復)するトレーニングです。
  3. ハンガーラン:走る順番(縦一列)を維持しながらグランドの4コーナーを走り続けるランです。脱落できないプレッシャー!one for all!
  4. マルコムドリル:0m地点、5m地点、10m地点を作る。5m地点からうつ伏せでスタート⇒起き上がって10m地点にラン⇒うつ伏せしてターン⇒0m地点にラン⇒再度うつ伏せしてターン⇒5m地点でうつ伏せしてゴール。これは反復する。何グループか作って交互にやるのが良いですね。
  5. ショートスプリント:5mのシャトルラン。2グループつくり交互に行う。0m地点から5m地点に向かってダッシュ⇒5m地点のラインをタッチしてターン⇒戻ってきたらもう1グループに交代で同じことを行う。これを各グループ10本。ジョグではなくてダッシュで行う。
  6. ラグビーリーグシャトル:10m⇒20m⇒30mの距離を続けて順番にシャトル(往復)ランをした後に30秒間膝をついてレスリング。ターンの時は地面をタッチ。
  7. パターンズラン:20m四方のスペースを作る。最初の角で5mの4往復シャトルラン⇒次の門出バーピー5回⇒次の角に向かって熊歩き10m⇒仰向け4足歩行(カニ歩き)10m⇒次の角で腕立て5回からのうつ伏せ5mシャトルランを5セット⇒4つ目の角に向かってランしてゴール!辛そう!
  8. オフサイドタッチ:2チームに分かれてスローフォワード無しのタッチフット。最初のパスだけ後ろにパスし、それ以降は受け手がスペースを探して走る、ボールをもらう。ディフェンスはパスカットかタッチ。スペースを探して走りまわるのがポイント。フィジーでやる練習だそうです。
  9. 90秒ドリル:縦20m×横10mくらいのスペースを作り、3人対2人に分かれてタッチフット。トライしたあとはアタックとディフェンスの陣地を入れ替えてすぐスタート、これを90秒繰り返してアタック側がトライをいくつ取るか。トライをできるだけ多く絞り出すという表現みたいですね。乳酸溜まりそう!

ポイント

いずれもフィットネスのメニューということもあり、すべて心拍数を上げて維持するということです。休憩している時間が長くなったりしないよう、人数が多い場合はチーム分けなどをあらかじめ工夫しましょう。

ガッと短時間でピークに上げていくのがよいと思います。

2つくらいのメニューを決めて、毎回の練習後のフィットネストレーニングとして取り入れてみるのが良いでしょう。

小学生でも十分こなせる内容かと思いますが、レベルに応じて回数や距離で調整しましょう。段階的に時間をかけて強度を高めるのでOKです。

選手に対しては、勇気づける励ましの声かけや、やり切ったあとの褒める言葉が大事です。(これ重要)

人数

上記の練習内容でも触れさせていただいているとおりです。

人数が多い場合は特に休憩している人が出ないよう、グループ構成とスペースの準備(あらかじめカラーマーカーをセットしておく等)を意識して行うことが大事だと思います。

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