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キック処理やターンオーバー直後のカウンターアタックを想定し、幅を最大限に使ってスクランブルディフェンスを突破する判断力を養う練習。ディフェンス側はルークから戻って守る設定で、試合の切り替わりの局面に近い判断を繰り返し経験できる。
練習内容
目安:16人〜 / 10分 / フィールドの一部を模した広いエリア / 用具:マーカー、ボール
この練習で使う用具:マーカー、ボール(PR・Amazonで確認できます)
セットアップ
実際のフィールドに近い広さのエリアを設定し、攻撃側・守備側の人数を配置。守備はルーク(密集やキックの地点)から戻って最終ラインを形成し、攻撃は最初のボールキャリアから幅を使って展開する。
キーファクター
- 最初のアタッカーが最初のディフェンダーを固定できているか
- スクランブルディフェンスに対して外側のスペースを素早く見つけられているか
- パスの深さ(depth)が保たれ、オフサイドにならずサポートが間に合っているか
- コミュニケーションでスペースの場所を共有できているか
よくある失敗と修正
- 幅を使わず内側に密集してしまう→『もっと外にスペースがあるよ、声で伝えよう』
- 最初のディフェンダーを固定せずに早くパスしてしまう→『一度しっかり足を止めさせてから出そう』
- パスの深さが浅くディフェンスに狩られる→『後ろに下がってから受けてみよう』
- スクランブル守備への警戒が薄く判断が遅れる→『守備が整う前に素早く状況を見よう』
声かけ例
- 外にスペースがあるか見てみよう!
- 声を出して仲間に場所を伝えよう!
- 深さを取ってから勝負しよう!
- 最初のディフェンダーをしっかり止めてから展開しよう!
バリエーション
- 攻撃人数を増減してスペースの使い方を変える
- キックオフやターンオーバーから始める設定にして実戦に近づける
- 守備の人数やスタート位置を変えてプレッシャーを調整する
安全上の注意
- 広いスペースでのスプリントが多いため、事前に十分なウォームアップを行う
- 接触やタックルが発生する場合は正しいタックル姿勢を確認してから実施する
- グラウンドの凹凸や障害物を事前に確認し安全を確保する
コーチのアドバイス
この練習は判断力と幅を使う意識を同時に鍛えられるが、手順が抽象的なため、指導者自身で攻守の人数やスタート条件を明確に設計する必要がある。選手にスペースを『見る・伝える・使う』の3段階を意識させると効果的。
出典
この記事は次の動画を参考に、当サイトが指導者向けに再構成したものです。
チャンネル:Rugby Coach Weekly
https://www.youtube.com/watch?v=z9zCyMKXzAA
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